内見する時のポイント
不動産会社に電話をして、内見に行こうと思ったら事前に準備&確認しておくと新生活のイメージがつきやすくなることがあります。
グーグルマップなどを使って周辺地図を確認したり、ストリートビューを使って街の雰囲気などを確認しておきましょう。
現地で不動産会社と待ち合わせをすれば、最寄駅からの街並みやどこにコンビニやスーパーがあるのか、ゆっくり確認しながら物件まで行けます。
しかし、不動産会社が車で案内する場合は一方通行などの道は通れないので、回り道をしたりするのがほとんどです。
希望の物件がどのような場所にあり、どのように最寄りの駅まで行けばいいのかなどを事前に確認しておきましょう。
また、営業マンに駅までの近道などを聞いてみるのも良いと思います。
私はグーグルマップのストリートビューを使い、希望物件周辺を探検してみるのがおススメな方法です。
内見する前に現地へ足を運び、実際に自分の目で確かめるのが一番いいと思いますが、気に入った物件が遠い場合や忙しくて時間が取れない場合などがあると思います。
そんな時は、生の情報に比べると少なくなりますがこの方法を利用すると効率的に情報収集できます。
準備しておくと役に立つ道具
内見する際に持っていくと役に立つ道具についてです。
メジャー、ボールペン、メモ帳、家具などの大きさを確認できる図面、カメラ(携帯のカメラ)、方位磁石。
これだけ用意しておけば困ることはないと思います。
また、内見するお部屋の中で確認したいことを箇条書き出したチェックリストを持っていくのもおススメです。
例えば、インターネット環境はどうなのか?、お部屋の中に入ってもスマートホンの電波はあるのか?、外からの騒音(車の音など)はあるの?などをメモに残しておくと忘れずにチェックできます。
人間の頭は忘れやすいので、内見する前に確認したい事を全て覚えていても、いざお部屋の中に入ってチェックしだすと色々な所に気がいってしまい何かしら忘れてしまいます。
内見が終わり家に帰ってからチェックし忘れたことを思い出すとテンションが下がりますよね?
そうならないためにもこのチェックリストを持っていくことは大切です
自分に合ったお部屋を見つけ、いざ入居したときにソファーや収納棚が入らない…なんてことは嫌ですよね。
今ある家具を捨てるのはもったいないですし、新しい家具を買うとなると費用がかかります。
また、新調していらなくなったソファーなどの家具は粗大ゴミになる可能性が高いので処分費もかかってしまうかもしれません。
事前に自分の部屋にある家具、冷蔵庫、洗濯機などの大きさは測っておきましょう。
こうすることによって、何もないお部屋であってもある程度は家具の配置など新生活のイメージができます。
最後に、実際に内見した際にお部屋で気になったことがあればメモ帳に残しておきましょう。
また、スマートホンで気になる点を撮っておくのもおススメです。
内見が終わって自分の家に帰り、本当にこのお部屋に決めたいのか重要な検討材料になります。
お部屋の向きは?
生活する上で、日当りって重要ですよね。
日当りはお部屋の向きと、建物の周辺条件で色々と変わってきます。
まず、ベランダや窓がどの方向に向いているか確認しましょう。
間取図面にも方位は書いてありますが、分からなければ方位磁石で調べるのが早いです。
この方位磁石についてはスマホの機能で付いているものもあるので、それを利用しても良いと思います。
スマホの方位磁石機能の使い方が分からない?なんてこともあると思います。
そんな時は腕時計で簡単に南を知ることができます。
ちなみにアナログ時計限定です。
やり方を簡単に説明すると、腕時計を地面と水平にして時計の短針を太陽に向けるだけです。
この際に太陽を直視すると危険ですので十分に気を付けましょう。
そして、文字盤上の短針と12時の真ん中が南になります。
多少誤差はあると思いますが、これで簡単に南を知ることができます。
なぜこの方法で南を知ることができるのか。
これはちゃんとした理由があり、話すと長くなるので気になる方はネットで調べてみてください。
南側のお部屋であれば朝から夕方まで採光が入り明るい空間となりますが、北東か東向きなら午前中、北西か西向きなら午後に採光が入るようになります。
また、物件の周り建物や樹木などによっても採光が遮られる可能性があるので、どんな建物などが実際にあるのか周辺をチェックしておくのも重要です。
どんな設備が付いているの?
お部屋にある設備を確認しましょう。
これは募集図面に書いてあるので、それと照らし合わせながら確認するのがいいでしょう。
お風呂には追い焚き機能が付いているのか?エアコンは何基付いているのか?ウォシュレットは付いているのか?などとあります。
エアコンや照明器具などの場合は、残置物である可能性があります。
例えば、現況のお部屋にはエアコンが付いているが、募集図面にはエアコン付の記載がない場合などです。
このような場合は案内してくれた不動産屋さんに残置物なのか、付帯設備であるのか聞いてみるのが良いと思います。
残置物は壊れたときに自分で修理代を払う可能性が高いのでご注意です。
高島平周辺ですと都市ガスが多いですが、建物によってはプロパンガスを使用している場合があります。
都市ガスとプロパンガスでは器具の種類が異なってくるので注意が必要です。
電化製品をかなり使う方はブレーカーもチェックしておきましょう。
大体ブレーカーは玄関付近にある場合が多いです。
それか洗面脱衣所にあります。
一人暮らしの場合は30A(アンペア)もあれば十分だと思います。
20Aの場合だと、いくつか電化製品を同時使用すると飛ぶ可能性があるので注意してください。
現在ではインターネットを誰もが使うようになりました。
ネットの環境や携帯の電波などが悪くないか確認するのも大切です。
また、募集図面にインターネット無料と記載されている場合もご注意が必要です。
インターネットを利用する方にとって、パソコンがサクサク動くことってかなり重要なことかと思います。
なので、通信速度が???Mなのかも聞いておくといいでしょう。
こんなポイントも確認してみる
細かい所もありますが、こんな所も気にしてみましょう。
室内のにおいについてです。
内見した際に、前に住んでいた人のタバコのにおいが残っている場合があります。
時間が経てばにおいは無くなりますが、無くなるまで我慢をしなければいけません。
また、タバコのにおいが無くても壁や天井のクロスなどにヤニが残っている場合もあります。
ヤニが残っている場合は、壁が黄ばんでいたり、壁の入隅部分(壁と壁が内向きに入りあってできる角の部分:例 部屋の角部分など)が周りの壁と比べて白くなっています。
下水のようなにおいがする場合もあります。
これは排水口の封水トラップの水が少なくなり発生します。
この水が少なくなると、においだけでなく小さいハエなど虫の死骸が出てきます。
内見の際には不快の思いをするかもしれませんが、部屋の大きな欠陥である可能性は少ないので心配しなくて大丈夫だと思います。
色々とポイントを紹介しましたが、全て見るのは時間的に難しい場合もあります。
そのような場合には、自分の譲れない優先順位を付けたチェックシートを作っておくとスムーズに内見できます。
また、治安や騒音が気になる方は内見をした日中だけでなく、自分で夜などの別の時間帯に下見に行くのもおススメです。