合板ってどんな板?
みなさまこんにちは。
合板(ごうはん)って言葉を聞いたことがあると思います。
これは世間一般的に言うとベニヤ板です。
今回はこのベニヤ板に書いていきます。
合板(ベニヤ板)の特徴とは?
合板とは薄い板を重ね合わせ、接着剤で貼り合わせて1枚の板にしたモノです。
細かい点まで説明すると、各薄い板の木目方向を1枚ごとに直行させて、奇数枚で貼り合わせています。
そして、表に見えてくる表面材にはシナ、スギ、赤ラワン、見えてこない芯材にはラワン、シナなどが使われているそうです。
合板の特徴は、『カットや接合等の加工が容易であること』、『木材の弱点である反り、縮み、割れが少なく、強度もあること』、『板厚の種類が豊富』などです。
合板の寸法は?
『サブロク』とか、『シハチ』とか聞いたことがあるかもしれません。
これは合板の寸法の標準規格の呼び名です。
サブロクが910mm×1820mm(3尺×6尺)。
シハチが1220mm×2440mm(4尺×8尺)。
ニハチが610mm×2440mm(2尺×8尺)。
ホームセンターでよく目にするのはサブロクです。
合板の種類
合板にも種類があります。
『特類合板』、『普通合板』、『特殊合板』など。
ここではDIYで使用頻度が高いと思われる普通合板について書いていきます。
普通合板にも種類がある
普通合板にもいくつか種類があります。
『1類普通合板』、『2類普通合板』、『コンクリート用型枠合板(コンパネ)』、『構造用合板』などとあります。
これらの合板について簡単に説明していきます。
コンパネと構造用合板はDIYでそんなに使うことがないかもしれませんが、補足的な感じで見ていただければと思います。
「1類、2類って何が違うの?」と思う方がいると思います。
これは耐水性能に違いがあります。
細かい点まで見ると、この耐水性能の違いは使用する接着剤の違いにあります。
これ以上書いていくと長くなりそうなので、このことはここまでにしておきます。
1類の合板は『完全耐水性』で、屋外や長時間湿度の高い場所などに使われます。
例えば、床下地、屋根下地、一般住宅の浴室や台所の下地材などです。
2類の合板は『耐水性』で、DIYで家具や棚の材料として使われます。
他にも、内装材、内装のドア、天井材としても使われます。
ここは簡単に1類は屋外用、2類は屋内用と覚えておくと簡単かもしれません。
しかし、浴室の下地のような例外もあるのでご注意ください。
コンクリート用型枠合板とは、その名の通り、コンクリートを打ち込む時の型枠として使う合板です。
この合板も完全耐水の合板です。
「そうなると1類普通合板と変わらなくない?」と思う方もいると思います。
しかし、ちょこっと違うのです。
コンクリート用型枠合板は、1類合板で板の厚さが12mm以上のモノになります。
構造用合板とは、完全耐水合板としての接着剤が使われ、長期にわたって性能が変わらないように作られている合板です。
この合板は住宅を建てる時の工法である2×4工法の下地材などとして使われる合板になります。
これらの合板はホームセンターに置いてあるのでお気軽に購入できます。
合板の種類が少しでも分かれば、合板の見え方もちょっと変わってくると思います。
次回は合板の規格表示マークについて書いていきます。
表示マークを見れば、どんな種類の合板かを定員さんに聞かなくても知ることができます。
ちょっとした豆知識として見ていただければと思います。
次回のブログまで少々お待ちください。
♪お住まいのお困りごと、分からないことがあればお気軽にご連絡下さい♪
○●○藤ホーム地所株式会社○●○
・HP:https://fujihomejisho.co.jp/
・高島平本店
住所:東京都板橋区高島平8-14-1
Tel: 03-3935-0024
Fax: 03-3935-6339
・赤塚店
住所:東京都練馬区田柄2-52-8
Tel: 03-3930-6441
Fax: 03-3930-6438
○●○●○●○●○●○●○●○●

関連した記事を読む
- 2025/02/22
- 2024/12/03
- 2024/10/10
- 2024/07/19
その他には定期的に駐車場のゴミ拾いや除草剤の散布、管理物件のお部屋や共用部の清掃、細かい作業を行っています。