木材って何で反ったりするの?
みなさまこんにちは。
ホームセンターで2×4材を選んでいるときに、やけに曲がっているモノを見かけたりしませんか?
何でこんなことが起こってしまうのでしょうか。
このことについて勉強していきます。
曲がってしまう原因とは?
知っている方もいると思いますが、この原因は木材の収縮にあります。
この収縮は、木材が乾燥するにしたがって起こります。
そして、この収縮の大きさは木口(こぐち)の方が木端(こば)よりも大きいです。
また、板目(いため)は柾目(まさめ)よりも収縮します。
「木口?木端?板目?柾目?何それ??」と思う方もいますよね。
これについては、下の図を見ていただければと思います。
手描きで書いたので分かりづらいかと思いますが、ご了承ください。
木口と木端とは?
製材された木材の『横』断面を木口、『縦』断面を木端と言います。
ちなみに、面積の広い部分は『面(おも)』と言います。
「めん」って言ってしまいそうですが、「おも」なのでご注意ください。
板目と柾目とは?
木を切断してみると、その断面には年輪が表れます。
そして、製材のやり方によって、年輪が木材の面に表れた模様を木目と言います。
板目と柾目はこの木目の一種です。
柾目の特徴は、収縮、ねじれ、節のない木材になります。
なので、板目と比べると価格が高いです。
また、年輪が平行模様に見えます。
木目が平行に見えるので、スッキリとした印象になります。
板目の特徴は、膨張や収縮による狂いが大きいです。
その代わり製材する際に無駄なく材料が取れるのでエコです。
年輪は波型や山形の模様に見えます。
柾目と違って、木目がランダムに見えるので木材の存在感が際立ちます。
板目には木表と木裏がある
板目材には『木表』と『木裏』があります。
聞いたことがあるかもしれません。
木表とは板目材の樹皮に近い部分になります。
特徴は収縮が激しいので、乾燥するにしたがって反りやすいです。
木裏とは板目材の樹芯に近い部分になります。
特徴としては、面に節が出やすいです。
板が反った場合には、木表に水を塗り、木裏を日に当てると反りが直ると言われています。
完全に直るかは木材の種類や周囲の環境などによって異なると思いますが、実験的にやってみるのも面白いですよ。
木材の特徴について簡単に書いてきました。
木材も人間と同様に生きているので、温度や湿度によって伸縮、そして反ったりします。
また、製材方法の違いによって、木目の模様も異なり面白い材料です。
身近な材料なだけに見落としていた特徴もあったかもしれません。
少しでも木材の特徴を知っておけば、木材の扱い方や見かたも変わるかと思います。
ご参考までにと思います。
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