修繕積立金って重要なの？

みなさまこんにちは。

マンション購入を検討する際は管理費＆修繕積立金も気にしておきましょう

これらは毎月かかる経費です。

管理費＆修繕積立金が安く設定されていると、「お得なマンションだな」と思うかもしれません。

しかし、安く設定されているのは何らかの理由があるはずです。

また、マンションは共用物なのでこれらの費用には適正な価格があります。

今回はこの修繕積立金について説明します。

マンションには専有部分と共用部分があります。

知っている方が多いとは思いますが簡単に説明すると、専有部分はお部屋の中の部分、共用部分はマンションのエントランス、エレベーター、廊下などです。

専有部分の改修工事をしたい場合はそこまで難しいことではないと思いますが、共用部分の場合は、他の住人の同意が得られなければ工事ができません。

この同意を得ることってかなり大変のことですよね。

極端な話ですが、ある事業を一人で計画して実行する場合と、大勢多数の同意を得てからその計画を実行する場合を考えてみてください。

何となく分かるはずです。

更にそこにお金が絡んでくれば、計画を実行することはかなり大変になるかと思います。

話は少しそれましたが、マンションの維持管理を定期的に行えるように長期修繕計画を立案してメンテナンスを行っていきます。

また、共用部分の改修工事をするためには費用がかかります。

その費用を修繕積立金としてマンション住人から集め、将来の大規模改修工事などのために貯蓄するのです。

しかし、管理費＆修繕積立金は住んでいる人にとって毎月のコストとなるため安い方がいいと思いがちですが、ここにちょっとした罠がある可能性もあります。

事実として、新築分譲時にマンションの販売をしやすくするために、修繕積立金を低く設定するデベロッパーが多く存在します。

こうしたマンションを購入した場合、購入してすぐに修繕積立金が値上がりしてしまうなんてこともあります。

また、将来の大規模改修工事をするための費用が貯蓄できていないなんてこともあるかもしれません。

大規模改修工事ができなければマンションの老朽化が早まり、様々な問題が出てくるでしょう。

住宅金融支援機構によれば、管理組合向けの大規模修繕用融資の件数が大幅に増加しているようです。

ちなみに2011年から2014年の間だけでも1.5倍も増加しています。

この修繕積立金が不足している原因として、当初の設定金額が低すぎることも挙げられますが、近年の施工費の高騰も一つの原因としてあります。

修繕積立金が適正な金額なのか調べられたらいいですよね。

国土交通省が平成23年4月に発表した「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」で示された修繕積立金の目安と比較すれば、そのマンションで設定された修繕積立金が適正かどうか判断することができます。

しかし、物件探しの段階で修繕積立金についても検討するのは面倒だと思います。

そこでSelFinを使ってみてください。

リニュアル仲介が提供しているSelFinを利用すると、そのマンションの設定されている修繕積立金が適切かどうか簡単にチェックすることができます。

面白いウェブアプリなのでぜひ利用してみてください。

『SelFinの紹介ページ』