畳だった和室をDIYでフローリングに変える! ~おわり~
あとは同じ作業の繰り返し
接着剤をフローリング材に塗布して
フローリング材を貼って
インパクトドライバーでビス止め
仮並べの際にフローリング材をカットしたので、あとの作業は単純です。
フローリング材に接着剤を塗布して、それを貼って、フロアー用ビスを打ちつけて固定する。
この作業の繰り返しです。
実際にやってみると、思っていたよりも難しい作業ではなく慣れてくるとテンポ良く貼れます。
三人で作業を分担してやったので、意外と早く貼れました。
こんなこともあるので気をつけて!笑
なぜか靴下が一つ落ちています。
これはただ単に落ちているのではなく、床に貼りついているのです。
フローリング材からはみ出ていた接着剤を踏んでいるのに気がつかず、そのまま歩きこうなりました。
DIY作業中は何が起こるか分かりません。
みなさまもご注意ください。
何か黄色いモノが床から飛び出てない?
フローリング材から黄色い帯状のモノが飛び出ているのが分かるかと思います。
『これは何っ?』と思う方もいると思います。
これは「PPバンド」と呼ばれているモノです。
これは本来、荷物をまとめる際に使われるプラスチック製のバンドです。
なぜこのバンドをここで使うのか?
前にも説明しましたが、無垢材は室内環境によって伸縮します。
なので、この部分にもほんの少し隙間を設けるためにPPバンドを挟みます。
この隙間は0.2mm程度です。
しかし、このPPバンドを使うのにも注意点があります。
まず、湿度の低い冬場(10月~4月)は必ずこのPPバンドなどのスペーサーを使用して0.2mm程度の余裕をもたせます。
そして、湿度の高い夏場(5月~9月)は締め上げずに軽くサネを合わせるだけです。
この時期についてはあくまでも目安なので、作業する場所の室内環境やフローリング材の樹種によっても変るので、ご参考までにと思います。
私たちが作業した日は4月の終わりでしたが、少し肌寒かったのでこのPPバンドを使いました。
そして最後の列は
フローリングの貼る最後の列は、どうしても中途半端な幅になってしまいます。
なので、最後の列の幅を測ってカットしてはめ込みます。
ここではフロアー用ビスが打ち込めないので、接着剤と仮止め釘で固定します。
接着剤が乾いたら仮止め釘を抜く
接着剤が乾いたら、ペンチなどを使って仮止め釘を抜きます。
抜いてみると小さな穴ができています。
部屋の目立つ部分にあるわけではないので、そこまで気になりません。
もし気になるようであれば、この穴を埋めればいいのです。
やり方としては、作業で余ったフローリング材の表面を120番のサンドペーパーで削って木くずを作ります。
この木くずを穴の中に入れて、その上にアロンアルファなどの瞬間接着剤を垂らし、サンドペーパーでこすれば完成です。
もし、この作業だけで穴が埋まりきらなければ、もう一度同じ工程を繰り返して下さい。
DIYでフローリング貼りの完成です!
これでフローリング貼りの完成です。
今回このDIYをやってみて、難しいと思われるフローリング貼りもやってみればできてしましました。
ちなみに前回の天井DIYよりも楽でした。
細かい所までキレイにできているかと言われたら疑問が残りますが、普通に生活をする分には気にならないと思います。
実際に完成してみると室内空間がガラッと変わり、ほのかに杉の香りが漂っていて良い感じです。
かなり満足な仕上がりになっています。
終わったあとの達成感があるのはもちろんなんですが、ここまでくる作業過程もとても面白く楽しかったです。
どうやって上手く納めるかを頭で考えて、実際に手を動かして形にする。
これだけでも面白いのですが、やはり一緒に作業する仲間と意見を交わしながらワイワイやるのがとても楽しいです。
DIYは人と人とのコミュニケーションツールとしても、とても素晴らしいモノと感じました。
次やるDIYは検討中です。
近いうちにまた何かやりますので少々お待ちください。
♪お住まいのお困りごと、分からないことがあればお気軽にご連絡下さい♪
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その他には定期的に駐車場のゴミ拾いや除草剤の散布、管理物件のお部屋や共用部の清掃、細かい作業を行っています。