畳だった和室をDIYでフローリングに変える!~その5~
使うのは杉のフローリング材
無垢材である杉フローリング材を使います。
この杉フローリング材ですが、梱包を解いた瞬間に杉の良い香りが漂い癒されました。
そして、杉フローリングの特徴についてです。
「傷つきやすい、汚れやすい」というデメリットはありますが、床材にはとても適していると言われています。
なぜなのか?
一番のポイントは「木材における温かさ」です。
固い木材は冷たさを感じます。
しかし、杉は柔らかい木なので温かさを感じることができ、素足で歩くと気持ちが良いです。
更にデメリットである「傷がつきやすい」ことも、木材の経年変化によって日に焼け深みが増し、良い感じに変化していきます。
杉フローリング材はデメリットもメリットに変えてしまう床材なのです。
まずは仮並べ
無垢のフローリング材は一枚一枚色や柄が違うので、まずは好みの柄を選び、フローリング材をカットして仮並べしていきます。
部屋一面に仮並べしてみると、雰囲気がガラッと変わり、これだけで満足してしまいそうになりました。
完全に固定する前にお掃除
仮並べが終われば、接着剤などを使用して固定していきます。
完全に固定する前にお掃除をしっかりとやりましょう。
木くずなどが残っていると、接着剤の接着力が弱くなるのでご注意ください。
はじめに接着剤を使って貼る
仮並びが終われば、フローリング材をしっかりと固定していきます。
まずは接着剤を塗布して貼ります。
この接着剤ですが、木工用の水性ボンドではダメです。
木工用ボンドを使ってしまうと、無垢材がボンドの水分を吸収してしまい反ってしまいます。
なので、接着剤はウレタン系根太ボンドを使いましょう。
この接着剤はホームセンターで購入できます。
仮止め釘で固定する
フローリング材の上に緑色のポッチみたいなモノがあります。
これが仮止め釘です。
一番最初の列は仮止め釘なしにフロアー釘を打ち込むと、壁際が浮き上がってしまう可能性があるので、この仮止め釘で固定しました。
また、壁とフローリング材の間に一枚の木材板が挟まっているのが分かるかと思います。
『何で板なんか挟んでるの?』と思うかもしれません。
これは無垢フローリング材が室内環境によって、伸縮するのに対応するためです。
この隙間の幅は5~10mm程度です。
この隙間の処理としては、巾木かエキスパンションゴム等で隠す感じになります。
フロアー用ビスで固定する
サネと呼ばれる部分にフロアー用ビスを打ち込みます。
フロアー釘を使って固定するのもいいのですが、インパクトドライバーがあるならフロアー用ビスを用いて固定するのが楽です。
この作業のポイントとしては、サネに対してビスを45°の角度で打ち込み、ビスの頭は沈めるようにします。
また、ビスを打ち込む際の注意点としては、フローリング材の際で打ち込むとサネが割れる可能性があるのでご注意ください。
今回は木材の中でも柔らかい杉フローリングを使ったので割れやすかったです。
まだ作業は長くなりそうなので、今日はここまでです。
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