畳だった和室をDIYでフローリングに変える! ~その3~
ちょっとした問題が発生
このコンクリートの床ですが、一見、平らなように見えます。
しかし、微妙にデコボコしています。
上の写真で見ると、中央部分と部屋の周辺部分で床の色が違いのが分かると思います。
これは、和室の畳を敷いたとき仕上げ面がデコボコしないように、コンクリート床の上にモルタルを塗って仕上げ面が平らになるよう不陸調整しているのです。
ちなみにモルタルとは、セメント+砂+水を練り混ぜたものです。
そしてこのモルタルが原因で、コンクリート床の高さが場所によって違っていたのです。
どうやって床の高さを調べるのか?
レーザー墨出し器です。
こいつを使えば、簡単に床のレベル(高さ)がどうなっているのか知ることができます。
しかし、このレーザー墨出し器は精密機械なので何万円もするような高価なモノばかりです。
なので購入を諦めていました。
そうはいってもネットで探してみると安価なモノを見つけてしましました。
『物は試しだ!』と思い購入してみました。
レーザー墨出し器
これがそのレーザー墨出し器『Huepar 2ライン グリーン レーザー墨出し器 』です。
自分の想像していたモノとはちょっと違いましたが、コンパクトで何気に使えそうです。
しかも、レーザー光の色がグリーンなのも一つのポイントです。
このレーザー光の色はレッドとグリーンがあります。
これがグリーンなことで明るい昼間でもレーザーの光が見えやすく、値段もレッドに比べると高価になるのです。
安くはないのですが、グリーンのレーザー墨出し器が1万円以下で買えるなんて、正直驚いてしまいました。
安いので『機能的にはどうなの…』と疑っていましたが、実際に使ってみると、操作も簡単ですしDIYレベルの作業であればこのレーザー墨出し器で十分だと感じました。
レーザー墨出し器を使って床の高さを調べる
壁に緑色の一本の栓が出ているのが分かると思います。
これがレーザー墨出し器が出している光になります。
そして上の写真のように、高さを調べたい場所にコンベックスの先を押し当ててレーザー光のメモリを確認するだけです。
この場合ですとメモリが大きければ床か低く、小さければ高くなります。
とても簡単ですよね。
こんな感じで、この和室の床の高さを各ポイントごとに測ってみました。
そうすると、隣のお部屋との壁際あたりの床が、他の場所に比べて少し高くなっていたのです。
改善策としては
一つの方法として、「床が高い部分だけモルタルを削ろう」という案が出ました。
しかし、削る範囲が広く、この作業をしてしまうと部屋中が埃だらけになったり、作業的にもかなりの労力になるのでやめました。
壁際の床の高さをよく調べてみると、壁際から少し内側に入った部分は周りの床よりも少し高いぐらいで、生活をしていても気にならない程度の高さになっていました。
なので、根太の位置を少しずらすことでこの問題点を改善することにしました。
次回に続きます。
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